職場やふとした英会話の機会に、きれいでクセのないイギリス英語を話したいと思いませんか?
何気なく口にした英語が、ネイティブのようなイギリス英語だと、聞き手の人の印象は大きく変わります。
このようにきれいな英語を話せると周りから感心され、一目置かれる存在になれるはずです。
この記事ではイギリス・スコットランド在住歴13年の筆者が、本場イギリス・ロンドンにあるELT英会話の口コミや評判をまとめるとともに、実際にオンラインレッスンを受講してみた感想を徹底レビューします。
\入会特典:体験レッスンの受講料1,980円全額キャッシュバック!/
イギリス北部スコットランド在住。関西出身。
大学在学中にカナダへ2年留学し英語と仏語を学ぶ。
大学卒業後、日系商社に勤務。
2011年結婚を機にイギリス・スコットランドに永住。
現在はスコットランド西海岸にある小さな町で子育てをしながら日本語教師として働く一方、フリーランスライターとして企業様のHP・コンテンツ・ブログ・メルマガなど幅広く執筆中。
趣味は読書、エクササイズ、ヒルウォーク、ガーデニング。
TOEICスコア930点、IELTSジェネラルモジュール バンド7.5
ELT英会話の口コミ・評判まとめ
ELT英会話を実際に利用してみた人たちは、どのような印象や感想を持ったのでしょうか?
良い口コミ・評判だけでなく、悪い口コミ・評判も含めたELT英会話利用者の生の声を余すところなくまとめてみました。
良い口コミ・評判①:X(旧ツイッター)
マンツーマンでアレンジ出来るし、残業が多いので時差を使って夜中にレッスンしてくれるのはありがたい。
引用:はな@海外で看護師になる
英語圏に住んでいた私が文法、英会話、単語、プレゼン練習とフル活用しているのでお勧めしたい!
何が素晴らしいかと言うと…↓
- 先生がライセンス持ち、もちろんネイティブ、イギリス英語
- ハイレベルな教育機関で教育を受けているから教え方が上手い
- テスト制度がしっかりしているのでレベル分けが適切
- オンラインコミュニケーションや教育の負がしっかり解消されてる更にビジネスマンにとって素晴らしいのが…↓
- スタッフさんが即レス
- イギリスの学校なので時差で夜中2時まで予約できる、もちろん週7日
- オペレーションが素晴らしい、日程変更、要望がスムーズに通る
- プライベートレッスンでこのレベルの割に価格がリーズナブル
- 先生がコロコロ変わらない、品質保証
- とにかくめっちゃ良い
- 大事なポイント忘れてた。
- 決済が楽!
#ELT英会話 ( #オンライン英会話 )の体験レッスンを受けた。
結果から言うと、良かった👍
もうちょっと、中級の語学力になって(もうちょっとじゃないだろ😆)、文法や発音を詰めていきたい時期になったら、申し込みたいなと思えました。
理由は、
🇬🇧 講師はずっと同じ人。
(毎回自己紹介からやらなくていいし、自分の進歩やクセを把握してくれるというメリット!)
🇬🇧 講師は全員イギリス人‼️
(全員ネイティブで、会社はロンドン。)
🇬🇧 とても丁寧に1つ1つ、発音や文法を見直していく。
もちろん他のオンライン英会話でも、ミスは直してくれるけど、ミスの拾い方が他より丁寧と感じた。
それらが理由で、お値段も本気💰
#スーパー初心者 の私は、今は勢いが大切なので、とにかく output の数を優先したい!
いちいち指摘されてしまうと、縮こまってしまうと思う。だからまだ早い。
良い口コミ・評判②:ブログ
講師経験はかなり長いようで落ち着いた対応でした!
お互いの自己紹介から始まり、ビジネスの習慣について指定された単語を使い、私が意味を説明するという内容でした。
文法、発音をすぐに訂正してくれるので正しい英会話を話せるようになると感じました。
ひさしぶりの英会話で発音も文法もめちゃくちゃでしたが・・・
きちんと聞き取ってくれて、訂正したり意味が理解できるまで聞いてくれるので、講師のレベルが高いなという印象を受けました!
中級レベル以上の方は質の高いレッスンに満足できると思いますよ!
体験レッスン後に日本人コンサルタントから、メールが届きます。
その中にはイギリス人講師の現在の私の英語力と今後の改善点などが英語で書かれた、体験レッスンのフィードバックが入っていました。
細かい発音の改善点なども書かれていました。
体験レッスンを受けるだけでも、気づきが多くてかなり価値があると思いました!
20分という他のオンライン英会話スクールと比較すると若干短めですが、密度も濃くクオリティも申し分なかったと思います。(本会員登録後は1レッスン50分になります。)
最初に掲げた【英語学習の目標】に沿ってレッスンが行われるので、
各々興味のある内容や重点をおきたい分野を受講できるのは良いですね。
引用:Daybreak オンライン英会話やTOEICに関するトピックを中心に展開していきます。
良い口コミ・評判③:口コミサイト
ただ英語が通じればよいのではなく、大人としての言い回し、ビジネスにふさわしい表現なども教えて頂けます。
また、言語学に精通した先生もおられ、英文法からの観点でも分かりやすく説明して頂けます。(母国語を外国人に文法と共に教えるのは専門知識が必要と思います)
また、私は、3人の先生より、英国の歴史・文化・政治、英国人から見た米・仏との文化/習慣/考え方の違いなど、様々なことを教えて頂きました。
非常に教養のある先生方で、英会話はもちろん、それ以外の話題も豊富で、理解したいという気持ちから英語学習のモチベーションは常に高い状態をキープできました。
Y. K. 男性 / 40代後半 / 2018年頃から 4〜6ヶ月間 / 中級
引用:みんなの英語ひろば
講師の先生の明るく真摯(しんし)なご指導に満足しています。
自分の場合は、
・教材テキストがよく考えられていると思え、必要事項を順に網羅的に学べること、
・レッスン中に文法的な誤りをきちんと指摘してもらえ、直し方も丁寧に教えていただけること、
・講師の先生がイギリス人なので、イギリスで使っても失礼のない言い回しやイギリス英語の発音が学べること、
・担任制なので課題や改善状態を個別に長期的に見ていただけること、
・1回のレッスンにそれなりの時間があり1回で多くの事柄を学べると感じること、
・チャットでの質問にも丁寧な回答をいただくことができ、あとからまとめ読みして復習し得ること に特に魅力を感じています。
また、テキストからの発展としてイギリスの歴史・文化や風習、記念日の内容などについても教えていただけるので、イギリスの実生活と結びついた英語を学ぶことができ、ありがたいです。
在英生活の中で英語とより深くかかわれるようになりました。
ねむ 女性 / 50代前半 / 2019年頃から 現在も利用中 / 中級
引用:みんなの英語ひろば
先ず主人のビジネス英語レッスンを始めましたが、教師の質等大変満足でしたので、今は私と子供も家族全員お世話になっています。
先日の日本英検受験で、11歳の娘が英検1級を合格したのも、先生方の指導とELTのスタッフの励ましのおかげです。
もう少しで帰国が近いかもしれませんが、帰国後も英語力の維持とこの上の上達を目指して頑張って行きたいです。
山田 女性 / 30代後半 / 2018年頃から 現在も利用中 / 中級
引用:みんなの英語ひろば
英会話だけにとどまらず、IELTSをはじめとした試験対策・イギリス文化・発音・自然な言い回しなどさまざまな角度からレッスンを展開してもらえるので、濃い学びを得られたという声が多かったです。
レッスン後の細かいフィードバックについても満足している方がたくさんいました!
\入会特典:体験レッスンの受講料1,980円全額キャッシュバック!/
悪い口コミ・評判①:X(旧ツイッター)
悪い口コミ・評判②:ブログ
月額は14,300円※からのスタートなので、他のオンラインレッスンと比べると割高になります。
(中略)
日本とイギリスとの時差により、ELT英会話のレッスンは17時以降のみ受講可能です。
全講師がロンドン在住のため、24時間いつでもレッスンを受けられるサービスではありません。」
※旧価格。2024年4月時点での価格は税込16,720円/月〜。
悪い口コミ・評判③:口コミサイト
ロンドンりんご
女性 / 30代後半 / 2019年頃から 7〜12ヶ月間 / 中級」
引用:みんなの英語ひろば
ただ料金は高いという声の中にもレッスンには満足している方がほとんどで「レッスン代を払う価値がある」という声が印象的でした。
ELT英会話を実際に受けてみた
筆者も実際にELT英会話のレッスンを受けてみました。
レッスンの前には受講者の英語レベル・英語学習経験・英語学習の目的・悩みなど細やかなカウンセリングがあり、受講者のニーズに合ったレッスン内容を受けることができます。
筆者の場合、スコットランドに在住して10年以上が経ち、スコットランド特有のアクセントがついているのが小さな悩みでした。
そこで、もしコミュニケーションを難しくするようなクセの強いスコットランドアクセントがあれば、誰にとっても聞きやすい発音になるよう発音矯正のヒントをいただきたいとリクエスト。
▼日本人カウンセラーによるカウンセリング時の様子
レッスン開始・・!
講師はロンドン出身で、現在は北アイルランドの大学で留学生を対象に英語を教えているという女性の方でした。
最初に少しウォームアップの会話をすると、早速会話の中から筆者のスコットランド特有のアクセントをピックアップして発音の矯正へ突入。
▼フォームアップの会話の様子 実際の体験レッスン時の様子より(音量注意)
そしてスコットランド特有のアクセントと標準イギリス英語発音を比較しながら、ひとつひとつ発音を丁寧に指導していただきました。
標準イギリス英語発音で代表的な特徴とされる「T」の音からはじまり、母音の発音やスコットランドで空白を埋める時によく使われる「Ee/Eh/Em…(えっと……)」といった表現まで丁寧に指導していただきました。
講師の方がスマートに筆者に質問を投げかけ、その回答の中からいくつかフレーズをピックアップして発音を直してくれるスタイルでレッスンは終始進んでいきました。
教科書を使っていないにもかかわらず、筆者が発したフレーズの中からその場で発音の矯正ができるところから講師の質の高さが伺えました。
レッスン後のフィードバック
レッスン後、講師の方から内容のたっぷり詰まったフィードバックを受け取りました。
筆者の発音のクセと直し方を文章で可視化してもらえることで、レッスン時間外に自分で練習したいと思ったときに教科書のように使えるフィードバックの内容の濃さにも感激しました!
これだと、復習したい時や自習する時にいつでも見直すことが可能に。
また後でフィードバックがもらえると思ってレッスンを受けられるということは、レッスン中に必死にノートを取る必要も減るため、よりレッスンの内容に集中することができるのではないでしょうか。
発音に関するフィードバックは難しいのでは、と思っていたのですが、しっかりと発音記号と一緒にフィードバックがいただけたので自分の発音のクセも改めてよく知ることができ、次の学習に繋がるヒントを得られた気がします。
▼実際にいただいたフィードバック
みっちーへのフィードバック
体験レッスンの始めに、みっちーと私は短いお喋りをし「今日の調子はいかがですか?」と尋ねました。
今日の予定について簡単に話し、イギリス英語の標準的なアクセントについて話し合いました。
彼女は、「私たちは年に一度賭けをする」/ wiː bɛt wʌ ə jɪ/ 「新聞を取る」と説明し、ここでは可算名詞「新聞」の前で不定冠詞「a/an」を使うことを覚えました。
このパートでは、ごく自然な形で言いたいことを表現することと、弱母音(ə)と強母音を自然なペースで発音し、つながりのある発話をすることに重点を置きました。
特に子音’t’の明瞭な発音、母音の長さ、例えば’bet’では短い母音、’year’では長い母音(二重母音/二重母音)の発音など、標準的なイギリス英語のアクセントの子音発音について話し合いました。
みっちーは私の自己紹介をよく理解し、自分の生活について話してくれました。
このパートで、私は『What is the most enjoyable thing about teaching international students?』という文章を添削し、『What is the most enjoyable aspect of teaching international students?』という文章を練習しました。
それから、
・13年前( ‘thirteen years ago/ əˈɡəʊ/)
・私はスコットランドに来ました。(I came to Scotland / aɪ keɪm tuː ˈskɒtlənd)
・オンラインの語学教師です。(‘I’m an online / ˈɒnˌlaɪn/ language teacher’)
・この町が大好きです。(‘I love this town / aɪ lʌv ðɪs taʊn/)
・不便なこともあります。(sometimes it’s inconvenient / ˌɪnkənˈviːniənt/’)
というフレーズを練習しました。
また、「フィラーワード(繋ぎ言葉)」についても話しました。
「‘Ee … eh …. Em …’」のようなスコットランド特有のフィラーワードよりも「well … um …」のような標準的なイギリス英語のアクセントで、より一般的に使われるフィラーワードについて話しました。
このパートでも、接続音声の発音と、言いたいことを正確かつ自然に表現することに焦点を当てました。
また英語のさまざまなトーンやリズム、そしてそれらがスコットランド英語とどう違うかについても考えた。
スコットランドの音調は、標準英語の上昇音調や下降音調に比べ、より強調的でドラマチックであり、その幅ははるかに狭いことを話しました。
パート2では、ディスカッション用の質問を使ってスピーキング・アクティビティを行いました。
みっちーはこのパートでとても良い成績を収めました。
彼女は質問を読み、「Why is it good to discuss problems with other people?」というフレーズを、音をつなげて自然なテンポで言う練習をしました。
最後に、私がみっちーに質問すると、みっちーは完全な答えを返し、私は「You would notice things you haven’t thought about」というフレーズを修正しました。
例えば、’notice’ は最初の音節に二重母音 / əʊ /があり、標準アクセントでは ‘know-tis’ のように聞こえます。
これはスコットランド英語の単数母音/o/のように聞こえることがあり、’no-tice’となります。
彼女がスコットランド英語のアクセントではなく、標準的なイギリス英語のアクセントで自分の考えを表現できるように提案しました。
全体的に、みっちーさんの発音は、特に接続音声の明瞭な発音、つまり子音、長いフレーズや文における弱母音と強母音、二重母音(二重母音)の明瞭な発音を改善するコースが有益だと感じます。
そうすることで、彼女の発音は全体的に良くなり、長めのスピーチ(標準的なイギリス英語)でもハイレベルなネイティブ・スピーカーのスタイルに近づけることができると思います。
これは、母国語である日本語に次ぐ第二言語である英語において、スコットランド訛りを減らすという彼女の目標を達成するのに役立つと思います。
現在、私はみっちーの英語レベルをCEFRのC1+のレベルと位置付けます。
※実際は日本語訳はつきません。
ELT英会話の率直な印象
レッスン全体を経験した後、筆者が受けたELT英会話の印象は「英会話の教習所」。
こちらのニーズをしっかりと理解した上で、講師の方が質の高いレッスンをしてくれるのはもちろんのことながら「こういう場合はこの単語を使った方がいい」といった自然なコミュニケーションができるための指導もしていただけます。
そして筆者が受けた発音矯正に関しても、講師の方に根気強く何度も繰り返し指導していただきました。
ただ英語が話せるようになるだけでなく、不自然なコミュニケーションにならないよう単語・文法・表現・発音と様々な角度から指導していただけます。
ELT英会話の特徴
まるで英会話の教習所のような印象を受けたELT英会話。
そんなELT英会話は受講生の目的・目標達成にコミットするための3つの特徴があります。
特徴①:講師はほぼ100%イギリス人
ELT英会話の特筆すべき特徴は、講師がほぼ100%イギリス人ということ。
英会話学校を探す際に、講師がほぼ100%イギリス人の学校を探すのは至難の業ではないでしょうか。
そのためイギリス英語に特化した英語学習を希望の方にとっては大きな魅力です。
また講師はみな英語を教える資格を有した方ばかりなので、教える技術をしっかりと有しています。
ネイティブスピーカーはみな英語を話せますが、全てのネイティブスピーカーが英語を教えられるわけではありません。
特に第二言語として英語を教えるには、語彙・発音・文法・言語学はもちろんのことながら、教授法までさまざまなスキルが必要です。
ELT英会話の講師の方は教え方までしっかりと身につけられた方たちばかりなので、ただ単にネイティブと会話するだけでは決して得られることのない学びを得ることができます。
特徴②:ずっと同じ先生に教えてもらえる担任制
ずっと同じ講師に教えてもらえる担任制をとっているのもうれしい点。
毎回同じ講師の方に教えてもらえるため、レッスンの度に自己紹介する必要がありません。講師が変わらないため、一貫性のあるレッスンを受講できるのも担任制の大きなメリット。
講師に学習者の悩み・弱点・クセ・強み・目標・進度・プロセスなどを理解してもらえるため、絆を深めながら学習を継続できるのです。
特徴③:レッスンは全て英語
講師がネイティブスピーカーのためレッスンは全て英語で行われます。
単語の意味も、発音の仕方も、文法も全て英語で説明されるので、日本語に頼ることがありません。
そして先生からのフィードバックも全て英語です。
日本語が使えない英会話レッスンは、慣れるまで大変に感じるかもしれませんが、語彙力やリスニングスキル、スピーキングスキルなど総合的な英語力アップに大きなメリットがあります。
ELT英会話の料金プラン
ELT英会話では入学金はかかりません。
レッスン料金は通常プランと短期集中型のレッスンプランの2つがあります。
そして通常プラン・短期集中型レッスンプランの中にもレッスン回数によって料金が変わってきます。
- 50分×月2回:16,720円
- 50分×月4回:31,680円
- 50分×月8回:61,160円
- 50分×月12回:89,100円
- 50分×月16回:118,800円
- 50分×月20回:148,500円
- 50分×月24回:178,200円
- 50分×月28回:207,900円
またレッスン代とは別に、教科書代が3,000〜5,000円必要になります。
ELT英会話が向いている人
数あるオンライン英会話スクールの中でも、他のスクールよりも明確な特徴があるELT英会話に向いている人は、イギリス英語に特化して英語を学びたいと思っている人です。
- イギリス英語を学びたいと思っている人
- イギリスの英語資格(IELTSやケンブリッジ英検)のための勉強をしている人
- イギリスに留学したい人
- イギリスに転勤する人やその家族
- ワーキングホリデーでイギリスに行きたいと思っている人
英語を学ぶ際に、アメリカ英語よりもイギリス英語を学びたいと希望している方はもちろんのこと、イギリスの英語資格であるIELTSやケンブリッジ英検に向けて勉強している人にとって、ELT英会話はおすすめです。
講師の中にはIELTSの試験官の経験がある人もいるのだとか。
また仕事や家族の転勤、ワーホリなどで一時的にイギリスで生活することになった人にとっても、イギリスで話されている英語をイギリス人講師から学ぶことは有益です。
イギリスでアメリカ英語を話してももちろん問題ありませんが、現地特有の表現や単語を知ったり、現地の人が話すような発音で話せると、現地でのコミュニケーションがとてもスムーズになり時間をかけずイギリス生活に溶け込めるのではないでしょうか。
日本人スタッフの方のお話によると、IELTSやケンブリッジ英検など試験対策を目的に受講される方が多いように感じているそうです。
ELT英会話が向いていない人
英会話スクールは、一人ひとりのニーズ・ライフスタイル・学習スタイルなどにより向き不向きがあります。
筆者が感じたELT英会話に向いていない人は以下のような人たちです。
- イギリス英語にこだわらない人
- 昼間〜夕方にレッスンを受けたい人
- オンラインレッスンではなく、対面式のレッスンを受けたい人
- 英語学習の目的や目標がはっきりと定まっていない人
- 英語しか使わない(日本語が使えない)レッスンに不安がある人
ELT英会話はイギリス英語に特化した英会話スクールのため、イギリス英語にこだわらない方には向いていないと感じるかもしれません。
また講師のほとんどがイギリス在住のため、レッスン時間はイギリス時間に合わせられています。
日本時間の17〜24時という限られた時間帯しかレッスンが受けられないため、日中にレッスンを希望する方には向いていません。
オンラインレッスンではなく、対面式のレッスンの方がいいと感じている方にとっても同じことが言えます。
そして英語学習の目的や目標がはっきりと定まっていない人にとっても注意が必要です。
ELT英会話は受講生の目的・目標・学習経験などをカウンセリングした上で受講者一人ひとりに合ったオーダーメイドのコースがデザインされます。
そのため、
- ◯◯大学留学に必要なIELTSのバンドスコアを取る
- イギリスで日常生活を送るのに困らないぐらいの英会話力を身につけたい
- イギリスに旅行するために旅行英会話を一通り網羅したい
など学習者の目標がしっかりしている人にとってはとても満足度の高い学びが得られるはずです。
それに対し、
- ちょっと趣味で英会話でもはじめてみるか
と目標がはっきりと定まっていない人にとっては高度な学びに疲れてしまう可能性があることも否めません。
またELT英会話のレッスンは全て英語で行われます。
そのため英語のレベルがまだ初級で、日本語が全く使えないレッスンにはまだ不安を感じる人にとってもELT英会話は少しハードルが高く感じる可能性があります。
ELT英会話のメリット
実際にELT英会話のレッスンを受けてみて筆者自身が感じたELT英会話の大きなメリットは3つあります。
メリット①:自分のニーズにあった学習ができる
1つ目は自分のニーズにあった学習ができること。
多くの英会話スクールの場合、あらかじめいくつかのコースや教科書がレベル別に用意されていて、その中から受講者がコースを選ぶことが多いのではないでしょうか。
英会話スクールに用意されているコースを受講者が選ぶ、という点でスクール主体という見方もできます。
ELT英会話の場合は、まずカウンセリングがあり、受講者の悩みや目的を細かく汲み取りながらオーダーメイドのコースをデザインしてもらえます。
受講者の悩み・目標・目的が軸にあるため、受講者主体の学びがデザインされるのです。
そのため一般的な英会話スクールには少ない発音矯正といった学習も可能です。
▼「T」の音を使ったイギリスの標準発音への矯正シーン 実際の体験レッスン時の様子より(音量注意)
どのコースを選択したとしても、文法の間違いやより自然な単語・表現の使い方なども指導してもらえるため、受講生がよりナチュラルな英語を話せるようになります。
ELT英会話では自分の目的や目標達成のための学習ができることが最大のメリットだと感じました。
メリット②:英語を教える資格を有したイギリス人講師に指導してもらえる
数ある英会話スクールや義務教育で学校へやってくるALT(外国語指導助手)の中には、英語を教える資格を持っていない人もたくさんいらっしゃいます。
ELT英会話の講師陣は英語を教える資格を有した方たちばかり。
受講生のニーズに合わせたオーダーメイドレッスンが可能なのも、初めて発音を聞いて、その場で発音矯正のレッスンが可能なのも、全ては英語を母国語としない人たちに英語を教える技術がしっかりと身についているからこそ。
ただ単にネイティブスピーカーと英語で話すのと、有資格者に専門的な角度から指導してもらうのとではレッスン内容の充実度も違います。
メリット③:毎レッスン後、担任講師から細やかなフィードバックを受けられる
他の英会話スクールには真似できないと感じたのが毎レッスン後、講師の方からいただける内容たっぷりのフィードバック。
▼実際にいただいたフィードバック
みっちーへのフィードバック
体験レッスンの始めに、みっちーと私は短いお喋りをし「今日の調子はいかがですか?」と尋ねました。
今日の予定について簡単に話し、イギリス英語の標準的なアクセントについて話し合いました。
彼女は、「私たちは年に一度賭けをする」/ wiː bɛt wʌ ə jɪ/ 「新聞を取る」と説明し、ここでは可算名詞「新聞」の前で不定冠詞「a/an」を使うことを覚えました。
このパートでは、ごく自然な形で言いたいことを表現することと、弱母音(ə)と強母音を自然なペースで発音し、つながりのある発話をすることに重点を置きました。
特に子音’t’の明瞭な発音、母音の長さ、例えば’bet’では短い母音、’year’では長い母音(二重母音/二重母音)の発音など、標準的なイギリス英語のアクセントの子音発音について話し合いました。
みっちーは私の自己紹介をよく理解し、自分の生活について話してくれました。
このパートで、私は『What is the most enjoyable thing about teaching international students?』という文章を添削し、『What is the most enjoyable aspect of teaching international students?』という文章を練習しました。
それから、
・13年前( ‘thirteen years ago/ əˈɡəʊ/)
・私はスコットランドに来ました。(I came to Scotland / aɪ keɪm tuː ˈskɒtlənd)
・オンラインの語学教師です。(‘I’m an online / ˈɒnˌlaɪn/ language teacher’)
・この町が大好きです。(‘I love this town / aɪ lʌv ðɪs taʊn/)
・不便なこともあります。(sometimes it’s inconvenient / ˌɪnkənˈviːniənt/’)
というフレーズを練習しました。
また、「フィラーワード(繋ぎ言葉)」についても話しました。
「‘Ee … eh …. Em …’」のようなスコットランド特有のフィラーワードよりも「well … um …」のような標準的なイギリス英語のアクセントで、より一般的に使われるフィラーワードについて話しました。
このパートでも、接続音声の発音と、言いたいことを正確かつ自然に表現することに焦点を当てました。
また英語のさまざまなトーンやリズム、そしてそれらがスコットランド英語とどう違うかについても考えた。
スコットランドの音調は、標準英語の上昇音調や下降音調に比べ、より強調的でドラマチックであり、その幅ははるかに狭いことを話しました。
パート2では、ディスカッション用の質問を使ってスピーキング・アクティビティを行いました。
みっちーはこのパートでとても良い成績を収めました。
彼女は質問を読み、「Why is it good to discuss problems with other people?」というフレーズを、音をつなげて自然なテンポで言う練習をしました。
最後に、私がみっちーに質問すると、みっちーは完全な答えを返し、私は「You would notice things you haven’t thought about」というフレーズを修正しました。
例えば、’notice’ は最初の音節に二重母音 / əʊ /があり、標準アクセントでは ‘know-tis’ のように聞こえます。
これはスコットランド英語の単数母音/o/のように聞こえることがあり、’no-tice’となります。
彼女がスコットランド英語のアクセントではなく、標準的なイギリス英語のアクセントで自分の考えを表現できるように提案しました。
全体的に、みっちーさんの発音は、特に接続音声の明瞭な発音、つまり子音、長いフレーズや文における弱母音と強母音、二重母音(二重母音)の明瞭な発音を改善するコースが有益だと感じます。
そうすることで、彼女の発音は全体的に良くなり、長めのスピーチ(標準的なイギリス英語)でもハイレベルなネイティブ・スピーカーのスタイルに近づけることができると思います。
これは、母国語である日本語に次ぐ第二言語である英語において、スコットランド訛りを減らすという彼女の目標を達成するのに役立つと思います。
現在、私はみっちーの英語レベルをCEFRのC1+のレベルと位置付けます。
※実際は日本語訳はつきません。
レッスン内容から、レッスンで取り扱った内容・受講生の弱点・改善点などが盛り込まれたフィードバックはまるでオーダーメイドの教科書のようで、自習する時に活用できること間違いなし。
ELT英会話のデメリット
どんな英会話スクールにも向き・不向きがあるようにELT英会話にも考慮すべきデメリットがあります。
デメリット①:料金が高い
1つ目のデメリットはレッスン代。
オンライン上の口コミでも見られるように、料金が高いと感じる方がいるかもしれません。
他のオンライン英会話と数字だけ見比べると、やはり少し高めに感じられます。
ELT英会話が自分に合っているかどうか・自分が気に入るかどうかもわからないのにいきなり高いレッスン代を払うのは怖く感じる方もいるかと思います。
そのため入会前に本当に自分が気にいるかどうか・自分に合っているかどうかを見極めるためにもまずは体験レッスンを受けてみるのをおすすめします。
\入会特典:体験レッスンの受講料1,980円全額キャッシュバック!/
デメリット②:日本時間で昼間は受けられない
2つ目のデメリットはレッスンの時間帯。
ほとんどの講師の方がイギリス在住のため、レッスンは日本時間の17〜24時しか受けることができません。
ライフスタイルの関係で日中にレッスンを希望している人にとって、日本時間の夜にしかレッスンが受けられないのはデメリットになります。
逆を言えば、仕事の都合などで夜にしかレッスンに時間を割けないという人にとってはメリットにもなります。
たとえレッスンを受けられない日があるとしても、ELT英会話はレッスンの24時間前までに連絡するとレッスンを振り替えることが可能です。(振替レッスンには有効期限あり。また受講コースにより振り替えできる上限数あり。)
そのため不定期に時々、いつもの時間にレッスンが受けられないことがあっても、振替制度を上手く活用すればレッスン代を無駄にすることがありません。
デメリット③:オンラインレッスンならではの壁があることは否めない
3つ目のデメリットはオンラインレッスンならではの壁です。
ELT英会話のレッスンはZoomを使って行われるため、インターネット環境によっては快適なレッスンにならないことも。
筆者も実際にレッスンを受けた際、講師の方と自分の発話がかぶってしまったり、自分が話そうと思ったところで講師の方が話し始めてしまう、ということがありました。
筆者のレッスンの場合、講師の方も自身もイギリス内にいたので音の速度にはあまり違和感ありませんでしたが、それでもやはり実際に対面したコミュニケーションと比べるとスムーズに感じないことも。
日本とイギリスの距離を考えると、音が届くまでに小さなタイムラグが生じることもあるかもしれません。
また講師の方も筆者も画面に顔しか映らないため、ボディランゲージのような非言語コミュニケーションは伝わりにくいと感じました。
このようなオンラインならではの環境は、やはり対面レッスンのような自然なコミュニケーションや流れが掴みにくく、人によってはやりづらさを覚えてしまう場合もあります。
ELT英会話の体験レッスンの流れ
ELT英会話では、入会を決める前に1,980円で30分の体験レッスンを受けることができます。
ELT英会話のウェブサイトから体験レッスンに申し込むと、日本人スタッフの方からメールが送られてきます。
メールには日程調整の他に、現在の英語のレベル・英語の学習目的なども尋ねられます。
そして体験レッスン当日までに、受講する人のニーズに合った講師をアサインしていただけます。
体験レッスンはZoomで行われます。
体験レッスン当日の流れは以下のような流れで計50分です。
①日本人スタッフによるカウンセリング(10分)
②体験レッスン(30分)
・ウォームアップによる簡単な会話
・ウォームアップの会話で出たフレーズを使って発音矯正
・Part.1 自己紹介
・先生の自己紹介を聞いて、何か質問する
・先生にした質問の中から発音矯正
・aspect(単語)の発音矯正
・私の自己紹介からのフレーズを使い発音矯正
・Part 2. 先生から与えられた問いに回答
・回答の中から発音矯正
③日本人スタッフによるその後の説明(10分)
最初10分のカウンセリングは、学習目的の確認や英語学習の悩みなどお話し、その後すぐに講師の方へと繋いでいただくという流れです。
講師の方の教授法によっては「チャットボックスを開いてご受講ください」といった体験レッスンの準備も日本人スタッフの方から指示していただけます。
レッスンは講師の方とマンツーマンで行われます。
レッスン後、日本人スタッフによる料金や学校システム(振替レッスンや教科書についてなど)に関しての説明が手短にあります。
日本人スタッフの方もフレンドリーな方で勧誘もなく、とても気持ちのよい体験レッスンを受けることができたという印象です。
レッスン翌日には、講師の方のフィードバックが送られてきます。
そのメールの中に、入会する場合の流れも丁寧に記載されていました。
まとめ
この記事では、イギリス英語が学べるELT英会話の口コミや評判とともに、筆者が実際にレッスンを体験した感想をご紹介しました。
【ELT英会話の特徴】
- 特徴①:講師はほぼ100%イギリス人
- 特徴②:ずっと同じ先生に教えてもらえる担任制
- 特徴③:レッスンは全て英語
【ELT英会話のメリット】
- メリット①:自分のニーズに合った学習ができる
- メリット②:英語を教える資格を有したイギリス人講師陣に指導してもらえる
- メリット三:毎レッスン後、担任講師から細やかなフィードバックを受けられる
【ELT英会話のデメリット】
- デメリット①:料金が高い
- デメリット②:日本時間の17〜24時しか受講できない
- デメリット③:オンラインレッスンならではの壁
学習者のニーズ・目的・目標・ライフスタイル・好みによって、英会話スクールの選択は変わってきます。
ELT英会話の特徴・メリット・デメリットをしっかりと見極め、ご自身に合った英会話スクール選びに役立ててください。
ELT英会話以外にもイギリス英語が学べるおすすめのオンライン英会話スクールは以下の記事をご覧ください。